自作ティーガー

これは私がメインで使っている三線のティーガー(自作)です。
三線を嗜まれる方にとっては常識ですが、ティーガーと聞いてすぐ理解する一般人はいないと思います。少なくとも私の周りにはいません(笑)
ましてや、同僚に「日曜日はティーガーを自作してました!」なんて言っても通じないでしょうね(汗)

三線の胴巻きのこと

ティーガーとは、三線の胴巻きのことです。
腕が直接触れる部分を保護する目的と、装飾的な役割も果たしていますね。
「手皮(てがわ)」とも呼ばれ、これが沖縄発音で「ティーガー」となっているようです。

沖縄の言葉では、「え」と「お」ははっきりと発音されません。「え」は「い」に近く、「お」は「う」に近い発音となります。
簡単に言うと、「あいうえお」ではなく、「あいういう」のような発音に聞こえます。
なので、「て」は「てぃ」となるワケです。
また、「わ」で終わる言葉は「わ」の部分を「-」と伸ばして発音することが多いように思います。
「オキナワ」が「ウチナー」と発音されるような感じですかね。(キはチと発音)

などと知ったげに言っておりますが、私はウチナーグチが詳しいわけではないので、この辺で切り上げたいと思います(大汗)

ティーガーを自作する

私の三線は、手を傷だらけにして自分で棹を削り、皮膚科に通院しながら自分で漆を塗ったものなので、けっこう愛着があります。
なので、ティーガーにもこだわりたくていろいろ試してみたんですが、しっくり来るものがなかなか見つかりませんでした。
そこで、自分で作ってみようと思ったワケなんです。

簡単に制作過程をご紹介します。
自分のティーガーの製作過程を残していなかったので、私が組んだ別の三線のティーガーでお話ししますね。

基本的な作りは、チャイナシルクを本革でサンドするもの。布地を本革でサンドする作りは、他の三線店さんのを参考にさせていただきました。
抜きのデザインは自分で型を考えています。

予め作っておいたアクリル板の型に合わせて、革をカットします。

次に、カットした皮の抜きの形に布の柄を当ててデザインを決めます。

布地をカットして台紙に張り、本革を合わせてカット。

裏地には、滑らないようにスエード革を張り合わせます。

そして、縁から10mmの部分にステッチを入れていくんですが、これは手縫い(汗)
普通は革用のミシンを使うのでしょうけど、趣味のレベルで買うわけにはいかず(苦笑)、、よく言えばオールハンドメイド(笑)
でも革をそのまま縫うのは大変なので、ステッチのラインに穴を開けていきます。

こんなフォークみたいなのをトンカチでトンカンやって穴を開けていくんですが、この穴あけとステッチ部分がいちばん面倒なところ。
ステッチの縫い方も、向きをちゃんと解ってないと糸がヨレてくるので気を遣うんです。

そして出来上がり!
カットした部分はコバでコートして、ほつれが出ないようにしています。

紐当ては、黒檀の端材をカットして本漆を塗っています。
紐を結んで、先端には水牛の角をあしらいました。

最近は忙しくてほとんど製作しておらず、友人用に一つストックしてあるだけです。
でも、時間ができてきたらまた色々な柄と革で作ってみたいですね。

さて、ほぼ半年ぶりのブログ更新となってしまいました。
仕事のために昨年の夏以降はほとんど三線に触れることができずにいましたが、ようやく落ち着いてきました。
1月から練習を再開して、なんとか2月に開催されたコンクールに間に合い、最高賞をいただくことができました(^^♪

ブログもなかなか更新できずにおりますが、猫たち共々引き続きよろしくお願いいたします<m(__)m>

今日も最後までお読みくださりありがとうございました!


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